あの「よしのしゅーじ」がブログはじめたってさ!

いろんな角度から「よしのしゅーじ」をお伝えします。

よしのしゅーじが感じた「絶対」の脆さ

今日は、3歳牝馬の頂点を決める

オークスが行われました。

 

断トツ人気のハープスター

(断トツって、断然トップの略なんですって)

 

人気のない馬を狙って馬券を買う

競馬歴22年のオレだって、

この馬は絶対だなと思っていました。

 

ちなみに先週のヴィクトリアマイルでは、

11番人気のヴィルシーナから買って、

見事に的中!

おいしかったなぁ。

 

世間も絶対だと思っていたのでしょう。

単勝支持率61.5%。

18頭もいるのに、たった1頭だけで、

これほどの支持を受けていたのです。

 

それは当然のこと。

今まで圧倒的な印象のあるレース運びで

勝ち続けてきたから。

1度乗り方が悪くて、

負けたこともあったけど、

もうあんなポカをするとも思わないし。

 

その絶対が、まさかの2着でした。

 

今までも絶対と思っていた馬が

負けてきたのを散々見てきたのですが、

今回はその中でもより強い「絶対」だと

思っていたのです。

 

「絶対」ってなんなのでしょう?

絶対、大丈夫!とか、

絶対、やり遂げる!とか。

 

確かに切羽詰まったシーンで使う

言葉でもあります。

 

もしかしたら、強調するだけ

もしくは自分や相手を鼓舞するだけの

安易な言葉にすぎないのかも知れません。

 

オレもムキになったりすると、

「ぜってぇなんちゃからかんちゃら」と

言ってしまうことがしょっちゅうあります。

気を付けなければなりません。

 

絶対という言葉の重み(軽さかな?)を

考えさせられるレースでした。

 

 

オレの予想は、

ハープスターとベッラレジーナでした。

このベッラレジーナのおじいさんは、

ナリタトップロードという

オレが好きだった馬でした。

1999年、競馬の最高峰、

ダービーで2着だった馬。

 

引退して種牡馬になったけど、

たった2年だけ血を残して、

亡くなってしまいました。

 

その数少ない産駒のベッラレイアは、

7年前のオークスでわずかハナの差で2着。

 

そして、今日、祖父、母の無念を

晴らすべく3世代目の挑戦。

残念ながら10着という結果でした。

 

的中を度外視して買う馬券というのも

滅多にないこと。

分が悪いことは、十分承知していたけど、

この大舞台での走りを見れた

満足がありました。

 

 

見事に金星をあげたヌーヴォレコルト。

そのお父さんは、ハーツクライ

ハープスターのお父さんは、

あのディープインパクト

 

9年前の有馬記念で絶対だった

ディープインパクトを破ったのが、

ハーツクライだったのです。

 

もしかしたら、

歴史は繰り返される運命だったのかな?

 

Blood Sportとも表現される競馬。

歴史を重ねるごとに

楽しさが増していきます。

こりゃ、やめられないわ。