現実を受け入れる人間は強い
とうとうやってきました。
プロ野球の開幕!(とはいっても、もう9試合終わったけど)
今回は、オレの好きなプロ野球選手のお話しです。
2年前のシーズン途中まで、セカンドのポジションを不動のものにしていたヒロヤス。
2012年にはベストナインとゴールデングラブ賞を獲得して、名実ともに一流となるはずだったのに、謎の不調により若手の選手に奪われてしまいました。
昨年、日本人右打者歴代最多安打193本打った、山田哲人。
侍ジャパンにも招集され、一気にスワローズの顔になってしまいました。
もうセカンドの座は、完全に彼に奪われてしまいました。
さぁ、今シーズンどうするんだ。ヒロヤスは?
一部のファンの中ではネットで、トレードに出そう。など提案が出るくらいの状態。
不安で仕方なかったシーズンオフ。
そこにビックリなニュース。
まさかの外野手にも挑戦。
若手に奪われたポジションに固執するわけではなく、少しでも出場機会を求めるための外野手挑戦。
確かにベンチで試合に出たそうな顔をしていたのは、テレビで何度も見ました。
オレは、それを見るたびに、ヒロヤス出さんかいっ!と怒っていたものです。
そして、シーズン前の球団で行った必勝祈願のお参り。
ヒロヤスは、こんな言葉を絵馬に記しました。
うけいれる
過去の実績もプライドもすべてを捨てて、新境地に挑むヒロヤスの姿たるや。
「かっこいい」のひと言に尽きます。
現実を真っ直ぐに「うけいれた」ヒロヤス。
今、彼は慣れないポジションで大活躍!
どうだ!見たか!オレは、やれんだぞっ!と言わんばかりの大ファインプレー!
さすが、セカンドでゴールデングラブ賞を2度受賞しただけあります。
この試合を観戦に行ったオレは、このプレーの瞬間、狂喜乱舞。
隣のおじさんと熱い抱擁までしちゃった。
バッティングも、ただいま絶好調。
これでスタメンはもらったという矢先の出来事。
悲劇は、その2日後にやってきました。
まさかの後頭部にデッドボール。
立ち上がり、一塁に向うも、無念の途中交代。
そのまま病院に直行して検査を受けた結果、脳に異常は無かったということで、ひと安心しましたが、明日からの試合、これで好調のリズムが狂わないことを祈るばかりです。
でも、オレはまったく心配していません。
覚悟を持って試合に取り組んでいるから。
もうベテランの域に達してきたヒロヤス。
ひたむきに野球に取り組んでいる姿を若手に見せることで、チームの士気はますます上がるはず!
一昨年、去年と2年連続最下位だった散々な有様にはならないはず。
となれば、もう優勝を期待するしかない!
スワローズの優勝に導け!ヒロヤス!
14年ぶりの歓喜、オレは待っているぞ!