よしのしゅーじ、カーネーションを贈る
みんなからしたら当たり前のことをブログに書くのもアレなんですが、おとといの母の日にカーネーションをプレゼントしました。
花屋さんをやっているお友達から、Facebookで母の日にいかがですか?という投稿があり、いつもキレイな作品をつくっているのを見ていたので、よしっ!たまには親孝行してやるか!と恥ずかしさを抑えながら、勢いに任せてオーダーをしました。
恥ずかしさ。そうです。なにせ、母の日にプレゼントしたのなんて、中学1年生以来のことだったから。
その時は、カーネーションをプレゼントせず、お弁当のおかずのレシピ本をあげました。
部活で土日はいつもお弁当をつくってもらっていたので、さらにバリエーションを増やしてもらおう。と狙ったものでした。
この頃から、素直にカーネーションをプレゼントすることはできませんでした。
このブログを読んでいただいている人はご存じだと思いますが、先日クロスバイクで転んで救急車に搬送されました。
その時、両親が真夜中にも関わらず、病院へ駆けつけてくれたので、お詫びを込めたプレゼント。
もうちょっとイイ形でプレゼントできればいいのになぁ。
もうちょっとカッコよくなりたいなぁ。
最後にプレゼントした時も、順番は前後しているけど、警察にお厄介になったんだよなぁ。
あの時は、ちょっとグレることに憧れを持っていた反抗期の絶頂。
いつものことを考えると、ボコボコに殴られると覚悟したけど、手をあげることは一切なく、ただ警察の人に何度も頭を深々下げているだけでした。
その姿を見て、なんてバカなことをしたんだ。と、情けなくなりました。
もし、想定通り殴られていたなら、きっとオレはもっとバカなことをやっていたと思います。
これをきっかけに真面目とは言えないけど、あんまりヤンチャはしなくなりました。
20代半ばあたりのこと、この世のなにもかにもがイヤになって、すべてを投げ捨ててやりたい衝動にかられた時がありました。
その時も「まぁ、うまくはいかないよ、しょうがないね。」とだけサラって言われて、それに救われたこともありました。
それだけで十分でした。それ以上グチグチ言われていたら、反発してどうしようもない生活をしていたかもしれません。
普段は、余計なことばかりするのに、ここぞという時はしっかりオレを正しく軌道修正してくれる。
ありがたい存在だけど、なんかすべてを見透かされているようで怖い存在。
まだ人の親になったことはもちろん無いけど、オレもいつかそんな人間になれるのでしょうか。
今回、このようにカーネーションをアレンジメントしてもらいました。
赤とピンクのカーネーションをバランス良く配置して、色彩の美しさを際立たせたとてもステキなプレゼント。
この写真を送ってもらった時、思わず「すごっ!」と声が出ちゃいました。
もちろん母親も「すごいの贈ってきたわねぇ!」と電話越しで喜んでいました。
感謝の電話が来ることが分かっていたけど、やはり恥ずかしい。
とりあえず一応プレゼントした経緯と、めずらしいことをしたので「明日は大雪だな。」とだけ伝えました。
大雪ではなかったけど、東京に台風が来たのは、オレのせいかも知れません。
嵐を呼ぶ男、よしのしゅーじ。
石原裕次郎の再来です。
ヤクザでもなし、ドラマーでもないけど。
いつかは裕次郎のようにかっこよく、花束を持つ姿が似合う男になりたいものです。
んで、来月は父の日。
もっと大変なイベントじゃないか!
やばいなぁ、やばいなぁ。
プレゼントしたくないなぁ。
でも贈らないわけにはいかないしなぁ。
こまった、こまった。