24のコピー～第52回宣伝会議賞結果発表～
「24の瞳」からタイトルを考えたな。と気付いてくれた方とは、仲良くなれそうな気がします。
もう6月になりました。
やっと発売したSKAT.14。
第52回宣伝会議賞で通過した作品が判明しました。
（iPhoneのカメラがボロボロなんで、画質が悪いです）
まずは結果から申し上げると、
一次審査･･･19本
二次審査･･･５本
通過しました！
1354本応募したので、
一次審査通過率1.77％（全体平均1.25％）
二次審査通過率0.36％（全体平均0.10％）
という結果でした。
一次・二次審査の通過率は、全体平均を超えたけど、受賞はおろか三次審査にも通らなかった。
今回は、その通過した作品を課題ごとに紹介します。
あと、以前にこのブログで通過作品を予想していたので、こちらもご覧になってみてください。
では、さっそくいってみましょう！
SMBCコンシューマーファイナンス
カードローンなら「やっぱりプロミス」と思えるような広告表現
【一次審査通過】
玉の輿に乗るのも、お金はかかる。
【ひとこと】
男性の方が利用率高いと思ったので、女性向けに考えたコピーでした。
ホームプリンタPIXUSで「写真をプリントすること」の魅力を表現するアイデア
【二次審査通過】
メガだろうとギガだろうと、枚にはかなわない。
【一次審査通過】
メールで送るより、プリントして手渡ししたい。
浮気したアイツ、プリントしてビリビリに破いた。
息子の家に家族写真が飾ってあった。なんか安心した。
プリントして渡すね。もう1度会える口実になる。
3人の写真。折り曲げて、ツーショットにした。
燃やすことも、破くことも、クシャクシャにすることもできる。
恋に破れた。写真を破った。
【ひとこと】
すげ～や、8つも通過した！もしかしたらオレが1番多いかな？と思ったけど、10以上通過している人もいた。
これを読んでお分かりの通り、モテない人生を送っています。でも、これでチャラだね。んなわけね～よ！
「カウブランド赤箱」の商品広告
【一次審査通過】
100円スキンケア
【ひとこと】
予想したコピーの方がいいのにな。シンプルなのがよかったのかな？
「料理とよく合う黒霧島」を表現するコピー
【一次審査通過】
ごちそうにする焼酎
【ひとこと】
これも上記と同じです。
【二次審査通過】
逃げるか、飲むか。
【一次審査通過】
無茶な要求を飲んだ。リゲインを飲んだ。
【ひとこと】
ピンチの時にこそ飲んでもらいたいという切り口が見事にハマりました。
松竹
松竹の未来につながるコピー
【一次審査通過】
役者を育ててきた。お客様に育てられてきた。
【ひとこと】
うん、予想通り。3つ挙げたけど、これしかないと思っていたから。
セコム
100万軒の安心を伝えるコピー
【二次審査通過】
SEX中は、無防備すぎる。
【一次審査通過】
旦那は柔道3段。でも家にいなければ意味がない。
ステッカーを貼るだけで、豪邸になる。
警察は、事件のあとにやってくる。
【ひとこと】
「SEX」という言葉が強かったから、二次までいけたのかな？下ネタで自主規制したコピーではありません。もっとえぐいものでした。
トゥ・ディファクト
【二次審査通過】
【ひとこと】
本のことをいろいろ考えていたら「まんだらけ」を思い出して、それで書けたコピーでした。
“メンテナンス”の大切さをPRするアイデア
【一次審査通過】
高速道路の高齢化も深刻です。
【ひとこと】
みんな書くんじゃないかと思っていたら、誰も書いていなかった。応募してよかった～。
若者が「LOOK」に興味を持ち手にとってもらうための企画
【一次審査通過】
能年玲奈ちゃんのようなチョコレート。
【ひとこと】
このコピー、本当にオレが書いたの？確認したら、書いていたけど。何を思って書いたんだろう？きっと勢いだけで書いたな。
ヤンマー
「ヤンマーは農業機械」というイメージを刷新するコピー
【二次審査通過】
このヤンマーって、あのヤンマー？
【ひとこと】
これを思いついた時、喫茶店でガッツポーズが自然と出たくらいのお気に入りコピーでした。これで協賛企業賞をいただく予定だったのになぁ。
ゆうちょ銀行
「こつこつ貯金することが、カッコイイ」と思えるアイデア
【一次審査通過】
未来のゆとり世代
【ひとこと】
これしかないと思っていたから、バッチリ予想通り。よくぞ考えたと自画自賛できるコピーでした。
和田興産
マンションを購入したくなるコピー・アイデア
【一次審査通過】
住むオシャレ
【ひとこと】
シンプルすぎるなぁ。でもこれでいいんだ。
予想も6本当たったのみかぁ。
書くこと考えることも必要だけど、選べる技術も学ばないとアカンなぁ。
もしかしたら、これが1番難しいかも。
おそらく次回は、仕事により数多く応募できないだろうから、それを埋めるべく、書くスピードとちゃんとセレクトできることを身に付けておかないと。
ちょっと酔っ払ってSKATを読んだからでしょうか。
生まれて初めて、本を読んで泣いてしまいました。
自分が関わった本で初めて泣くとかwwwとは思わないで。
けっこうがんばったんだから、嬉しさと悔しさが相まって仕方なかったんだよ。
来年は、
泣きながら笑いながらデッカイ声で、
グランプリ受賞コメントを話してやるっ！
ということで、今こちらに取り組んでいます。
第11回ピンクリボンデザイン大賞
コピー部門が復活したので、コツコツと書いています。
乳がん検診したことある方、詳しい方！
なんでもイイのでヒントをください。
