あの「よしのしゅーじ」がブログはじめたってさ!

いろんな角度から「よしのしゅーじ」をお伝えします。

よしのしゅーじは、熱くて爽やかな夏を見たい!

スポーツ選手がケガをすると、

こぞって無理せずしっかり治してから、

がんばる姿を見せてほしい。

なんて言葉が飛び交います。

 

オレは、この言葉が嫌いなんですよね。

 

スポーツというか、真剣勝負をしているから

ケガするのは仕方ないことですが。

 

だから、オレはこう言いたいのです。

早く試合出れるようになれ!と。

 

以前、阪神タイガースの金本が、

手首を骨折しながら試合出ていました。

これこそプロだと思うのです。

 

イチローしかり、

優秀な成績はさることながらケガをしません。

例えケガしていても、

それを微塵にも感じさせないくらいに、

いつも通りのプレーをして、

ファンを喜ばせます。

こういう人たちが、超一流だと思うのです。

 

けっこう前の話になりますが、

世界のホームランキング、

王さんだって、内角攻めにより、

たくさんのデッドボールを食らいました。

 

国民栄誉賞を受賞した鉄人衣笠なんて、

デッドボールを食らっても、

何事もなかったように

笑顔でピッチャーをなだめて、

一塁に走っていました。

 

18.44m先から、時速140~150kmの

石ころみたいに固い硬式ボールが、

からだに当たるのです。

 

軟式ボールだって痛いってのに。

その痛みは計り知れません。

硬式野球はやったことがないので)

 

話が脇道に逸れてしまいました。

今回、なぜケガを話題にしたかというと、

済美高校の安楽君について、

書きたかったからです。

 

2年生だった昨年の春、

甲子園で行われた選抜高校野球大会で、

1回戦から一人で772球も投げ切り、

準優勝に導きました。

 

夏の甲子園も敗れた3回戦まで

1人で投げ抜きました。

 

これをみんなは狂っていると判断。

監督はなんで投げさせるんだ!

アメリカのスカウトたちは、

理解できないと評していました。

 

そして、秋に肘をケガしました。

これによって、

さらに叩かれるようになりました。

 

しかし、この夏の最後の大会、

ケガも順調に回復している

彼は言ってのけました。

愛媛県大会から、1人で投げ切る!と。

監督も同じ意見です。

 

周りは評論家を気取って、

批判ばかりを述べているけど、

オレはそれでイイと思うのです。

 

プロに入った時、

この経験が必ず活かされるはずだから。

 

無理して投げて、

もっと悪化するかもしれない。

でもいいじゃない。

本人が投げたいと言っているのだから。

速いボールが投げれなくても、

彼がそれで終わるようには思えないのです。

 

自分への絶対の自信、

監督からの絶大な信頼。

 

この2つを持ち合わせられる選手なんて

そうそういません。

選ばれた野球選手なのです。

 

テレビや新聞でしか見ていない

我々の想像なんて、

遥かに超越した選手なのかもしれません。

 

おとといの練習試合で

7失点したそうですが、

きっと甲子園の決勝まで

1人で投げきるための調整でしょう。

 

雨で順延が無ければ8月22日、

安楽智大が、日本中の視線を独り占めする。

そんな日が来ることを期待してしまいます。

是非とも、

世間の声なんて、力づくで黙らせる。

そんなピッチングが見たいのです。

 

とは言いつつも、

地元埼玉の浦和学院のエースで、

昨年の選抜優勝ピッチャーの小島和哉君や

昨年の夏の優勝校、前橋育英の高橋光成君の

活躍も見たいんだよなぁ。

 

熱くて爽やかな夏を見たい!